島根鷲神社(足立区)/徳川吉宗鷹狩り縁の地、神明造りの社殿

東京都の神社
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島根鷲神社(わしじんじゃ):足立区

主祭神

日本武尊(やまとたけるのみこと)、誉田別命(ほむだわけのみこと)、国常立命(くにとこたちのみこと)の三柱ほか

広く明るい境内

縁起看板:抜粋

古代に日本武尊が海岸線の近くにあったこの場所で先着の神々を浮島明神として祭祀し、尊を称え大鷲尊と唱えたという。文保2年(1318)武蔵国足立郡島根村の鎮守として中興され、島根村は現在の島根・梅島・中央本町・平野・一ツ家などを含む大村であった。この地域はもと風光に優れ、徳川吉宗の鷹場の故事に関わり、地元教育にも尽力した吉田順庵家塾や将軍石また酉の市祭祀等の伝えが知られている。島根富士講塚、富士信仰などもある

社殿:昭和31年に再建。神明造りの妻入りの向拝がついた様な造り

神楽殿:島根神代神楽は、昭和63年(1988)11月17日、足立区無形民俗文化財に指定

長押につく獅子は、文化元年に建てられた拝殿にあったものを付けたそうです

足立区指定有形文化財の鳥居(1802年、享和2年築)徳川家斉の時代。時代拝見的には「十返舎一九:東海道中膝栗毛」の初刷りが行われた頃

将軍岩:江戸幕府八代将軍、徳川吉宗公が鷹狩りに訪れた際に座られたと伝わります

大東亜戦殉國者の碑

本年2023年は関東大震災100年の節目の年。9月9日、10日には慰霊祭と子供神輿が出ます。神輿は近くの環七通りも通行止めにして行われる大規模なもの。

島根の由来「新編武蔵風土記稿」では、江戸時代この島根地区が低地にあたり足立区の中で目立つ微高地に位置。一般に「嶋畑」と呼ばれる水田の中に島のように盛り上がった陸田があったことから「嶋畑村」と呼ばれ、後に転じて「嶋根村」となったものであるとの記述

神社へ入る道は少し狭いかな、大きな車で入る際は気を付けてくださいね

【アクセス】

住所:東京都足立区島根4-25-1

交通:

東武伊勢崎線「梅島駅」北口/「竹ノ塚駅」「西新井駅」各東口 徒歩15分
東京メトロ日比谷線「梅島駅」「竹ノ塚駅」「西新井駅」各東口 徒歩15分
東京メトロ半蔵門線「西新井駅」東口 徒歩15分

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