医王寺(三郷市)/弁天堂を護る一対の蛇

埼玉県の寺
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寳珠山光福院 医王寺:三郷市

宗派  真言宗豊山派

本尊  開山当初は不動明王だったが火災により焼失                               

    その後、薬師堂の本尊「薬師如来像」を本尊とする

真義真言宗、東福寺(千葉県流山市)の別院として下総国根郷番場(現在の流山市)に七堂伽藍と共に建立。数回の江戸川の改修工事を経て現在の地に移転

石造の仁王像

弁天堂:池の中に建っています

弁財天:七福神の中で唯一の女神。元はインド河(水)の神「サラスヴァティ」水神・農業の神様として信仰を集める。日本に伝わった鎌倉時代以降は、水の流れの音にちなみ、音楽の神・言語の神となる。呼び名も当初は「弁才天」だったが、芸術に関係深い吉祥天の影響を受け「弁財天」といわれるようになり琵琶を弾く姿が定着する。弁財天の神使は『蛇』その姿から、蛇はやがて龍になると考えられており「雨を降らせる農業の神様」としての水神信仰とも結びついたようです

弁天堂が池の中に建っているのはそういう理由があるのですね

一対の蛇:口を開けた蛇、閉じた蛇。阿吽になっています

阿吽:梵字12字母の初めにある「阿」、終わりにある「吽」。万物の初めと終わりを象徴。「阿」は口を開いて発音、「吽」は口を閉じて発音する事でもあり呼気と吸気を表す

本堂

庭も綺麗に整えられています

【アクセス】

住所:三郷市早稲田8-15-13

交通:武蔵野線「新三郷」駅より徒歩約30分

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