水戸光圀公、槍かけの松/足立区:清亮寺

東京都の寺
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足立区:久榮山清亮寺(せいりょうじ)

宗派  日蓮宗

本尊  一塔両尊四士※

開山  元和5年(1619)運寮院日表上人により開山

一塔両尊四士は不勉強で知りませんでした。調べたところ、

一塔(題目宝塔)を挟む形で両尊(釈迦如来・多宝如来)が座られ、その両脇に四士像(安立行菩薩・浄行菩薩・上行菩薩・無辺行菩薩)が並びます

千葉県茂原市:藻原寺様の写真をお借りいたしました

山門:背後に東武伊勢崎線の線路

扁額は中村不折(なかむらふせつ)の書。昭和59年11月文化財(書跡)登録

中村不折:明治・大正・昭和期に活躍した日本の洋画家・書家。正五位。太平洋美術学校校長。夏目漱石の代表作「吾輩ハ猫デアル」の挿絵を描かれています

懸魚、大瓶束の彫刻も華やかです

槍かけの松、説明碑

門前の道はかつて水戸街道から分岐した道路、境内の大きな松の枝が街道に張り出していました。参勤交代で通りかかった水戸光圀公が休息の折に槍を立掛けたということから「槍かけの松」と呼ばれた。 昭和20年頃に枯れてしまい現在は写真でしか見られない

山門から境内

日朝堂

本堂:天保4年(1833年)築。総ケヤキ造り

【アクセス】

住所:東京都足立区日ノ出町42-1

交通:「北千住」駅より徒歩約15分

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