浅井長政嫡男の菩提寺/加須市:萬福寺

埼玉県の寺
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加須市:浅間山天満院萬福寺(まんぷくじ)

宗派   曹洞宗

本尊   阿弥陀如来

開山   天正13年(1585年)以前

山門:釉薬瓦葺き

浅井長政の家臣だった牛重・黒川家の祖が、長政の嫡男・万福丸の菩提を弔うために当時を創建したと伝わります。江戸時代に書かれた『武州騎西之絵図』には「十王堂」と記載されている。

鐘楼堂と十王堂(閻魔堂)

中を拝見

目力の凄い閻魔大王と奪衣婆(だつえば:服をはだけた老婆)が並ぶ

奪衣婆(だつえば):三途の川で亡くなった人の衣類を剥ぎ取る老婆の鬼。脱衣婆葬頭河婆(そうづかば)、正塚婆(しょうづかのばば)姥神(うばがみ)、優婆尊(うばそん)とも言われるそうです。地獄絵図に登場する奪衣婆は、胸元をはだけた老婆として描かれている。仏教では「人が死んだ後に最初に出会う冥界の官吏が奪衣婆とされている」奪衣婆は盗行戒めるために盗人の両手の指を折り、亡者の衣服を剥ぎ取るそうです。

本堂:寄棟屋根、正面は花頭窓の装飾

【アクセス】

住所:埼玉県加須市牛重1629

交通:東武伊勢崎線「加須」駅から徒歩約30分、最寄りバス停「牛重上」より徒歩2分

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