東伏見稲荷神社:西東京市
祭神名 宇迦之御魂大神、佐田彦大神、大宮能売大神
由緒 昭和4年、官幣大社伏見稲荷神社の御分祀として創建
青梅街道と伏見通りの交差点から緩やかな坂を登ります
明るく綺麗な境内。一対の狐がお出迎え
それぞれ「鍵」と「玉(宝珠)」を咥えています
「鍵」①「米倉の鍵」説:稲荷大神が五穀豊穣の神であることに由来、②「木の股の鉤」説:「鉤(かぎ)」は曲がった枝を表し重宝された事から。
「玉」①「神の霊力」の象徴説、②「稲の霊魂」を表す
などの意味があるよでうです
朱の戸に輝く稲紋が美しい
稲を備える時には「稲を束にする」ことから紋も束にして丸く収めた形状が多い
京都伏見稲荷神社からみて東にある事から「東伏見稲荷神社」となりました。最寄りの駅名も元上保谷駅から東伏見駅に変わったそうです。
新しい手水舎
受験シーズンだったこともあり受験合格の看板
社殿右側に多くの末社、中は迷路のよう。様々な狐様に会えます
ここからは一気に写真を並べます
カラフルな折鶴。よく見ると宝くじ!ものすごい数です
丁寧に毛並みまで彫られています
桜花地蔵尊:桜の枝を持つお地蔵様
狛犬。左の狛犬の頭には角が見えます
親しみのある表情です
一対で狛犬では無い?
狛犬は基本的に左右が阿吽(あうん:開口・閉口)になっています。そして本来、左右は同じ動物ではありません。阿形=ライオンを起源とする獅子、吽形=中国で仏教伝来以前からあった空想上の霊獣の組み合わせ。正しくは獅子と狛犬です。
「獅子と狛犬」ついては、「師子と狛犬」と呼ぶ研究者の方もいます。インドから仏教が中国へ伝わった際の経典の解釈で「偉大な指導者ブッダ」をライオン(サンスクリット語のsiha:シ)に例えた事を起源とする研究結果です。詳しくはまた記述致します。
石に彫られた文字は勘亭流のようですね
耳が大きく少し鋭い眼差し。男前?です
白梅が咲き始めていました
【アクセス】
住所:西東京市東伏見1-5-38
西武バス:東伏見稲荷神社下車、徒歩5分
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